まこしサッカー日和

思うままにつらつらと

J1 第16節 横浜FM×神戸

 2014年7月23日 
 横浜FM1―1神戸 [ニッパツ三ツ沢球技場]入場者数:13445人
    [横浜] '21 兵藤慎剛
    [神戸] '18 ペドロ・ジュニオール

 


2014 J1 第16節 横浜F・マリノス vs ヴィッセル神戸 - YouTube

 

横浜の黄金期を支えたドゥトラのホームラストマッチと後から聞き
友人からの野球観戦の誘いを断り、野球大会の出場も断り、
労働から解放された後に電車に乗り横浜へ。
19時30分スタートなら比較的余裕があると踏み、ゆったり向かっていたものの
横浜発のスタジアム直行バスの待機列が100m規模で、まず遅れを取る。
そのうえなんとかバスに乗り込んだものの、案の定渋滞に捕まり大幅に遅れを出す。
結局到着したのは試合開始直前。
チケットはメイン以外が完売しており、ゴール裏は当然満杯。
泣く泣く一番後ろで立ち見をすることになった。
平日開催の場合は、少し歩くことにはなるけれども
大人しく地下鉄を使うべきだと深く心に刻んだ。

連戦であったが、特にターンオーバーすることなく両者ベストメンバー。
久しぶりのJ1観戦であり、レベルの高い試合を期待した。

前半は両者とも迫力のある攻撃を繰り広げていた。
立ち上がりは神戸が主導権を握り先制点をもぎ取るも、
その直後にセットプレーのこぼれ球を兵藤がスーパーゴールで押し込む。
後半は攻める横浜、耐える神戸という図式の一方的な展開であったが、
結局ゴールを奪うことは出来ず、1-1のドロー。
決定機は山ほどあっただけに、横浜としては痛い勝ち点1となった。

斎藤学のカットイン後のドリブルは非常に魅力的だった。
ゴール前でうまく体を反転させて放ったシュートも
残念ながらキーパー正面になったが、テクニカルなものだった。
しかしながらあまり周りを使わずにドリブルで攻め込み、
結局ロストしカウンターを受けるというシーンが目立った。
攻撃の選手がミスを恐れず積極的に仕掛けるのは重要なことであるが、
試合中に何度も同じ様な形で奪われると非常に勿体無い。
好きな選手の一人なので、
次回ワールドカップで主力として活躍することを期待したい。

ボランチに入った小椋はチャンスを複数得たが決めきれなかった。
ゴール前に放り込んだボールがこぼれ、
フリーの状態でミドルを撃つ機会が4度あった。
枠外→ポスト→枠内もキーパーに弾かれると
桜木花道「試合中に成長している・・・っ」状態であった。
次こそはと期待されるなか4度目の正直を迎えるも大きく枠外。
スタンドがずっこけた。

伊藤翔はまぁまぁ。
ラフィーニャ途中出場しボールに絡んでいたものの結果は出ず。
今後に期待。

対する神戸。
前半は中盤の選手の連動が完璧であり、何度も中央突破に成功していた。

ペドロ・ジュニオールの突破力は非常に魅力的であり、
個人でも状況を打開するうえに、周りもうまく使って攻撃の起点となっていた。

しかしながら後半は全くと言っていいほど攻撃が機能しなかった。
ボールを奪ったあとに、他の選手が均等にフィールドへ散らばってしまい
サポートもなく囲まれ、結局潰されてしまうというシーンが目立った。
そのうえ横浜の守備陣がしっかりと戻っていたため、
逆サイドでフリーの選手が生まれるわけでもなく
サイドチェンジでカウンターを狙うことも出来なかった。

今季の補強によりスタメンは非常に豪華になっているが、
途中出場の選手との差が激しいように思われた。
昨年は若手を主体として素晴らしいサッカーを展開していたと
聞くだけに、今後の底上げにも期待したい。

徒歩で横浜駅まで帰ろうかと思っていたものの、どっと疲れたのでバス。
肥満状態運動不足が加速する一方である。