まこしサッカー日和

思うままにつらつらと

J2 第15節 東京V×大分

 2014年5月24日 
 東京V1―1大分 [味の素スタジアム]入場者数:3250人
    [東京] '62 常磐
    [大分] '06 チェ ジョンハン       

 


J2 2014 第15節 東京ヴェルディー大分トリニータ - YouTube

 

現地観戦レポート。

 

昨年のアウェー川崎戦以来の大分戦観戦のため、今週二度目の味スタへ。

早めの参戦ということもあってか、飛田給に特急が臨時停車しないことに仰天。

スタジアム到着前からFC東京との扱いの差を感じる。

公式twitterでも宣伝されていた中津からあげを楽しみにしていたけれども、

販売しているのはスタジアムの外という事実が入場後に発覚。(再入場不可)

スタジアム内は売店も休業しているところが多く、肩透かし状態だった。

 

しかし何より驚いたのはスタンドの状態。

 

 現地画像

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試合開始20分前でこの状態。3000人台と予想していたものの、あまりにも少ない。

後で知ったが、どうも京王線の人身事故の影響で、残念ながら

試合開始に間に合わなかったサポが多数発生したらしい。

前半7分以降に到着した大分サポーターは非常に不憫である。

 

試合は前半6分に相手のミスにつけこみ大分が先制。

しかし、残念ながら見所はここだけと言っても過言ではなかった。

先制後は東京に主導権を握られ防戦一方の展開。

サイドを何度も突破され、決定的な場面を作られていた。

とりわけRSB森勇介の仕掛けに対応できず、クロスを挙げられていた。

 

失点シーンは常磐の見事なフェイントからのクロス。

高木和道の不完全なクリアをしっかりと押し込まれ同点。

阪田が全く対応できないほどの完璧な突破であり、

このゴールは今週のベストゴールにノミネートされた模様。

ついでにイケメンである。

 

非常に印象に残ったのが、東京Vのブラジル人ボランチ、ニウド。

ボランチながらも最前線にも積極的に顔を出したかと思えば、

最終ラインまで下がって組立に参加するなど、ピッチ全体でプレーしていた。

セカンドボールをテクニカルに奪うシーンなどは、

新潟のレオ・シルバのようであった。

惜しいシーンを数多く作ったものの、結果的に得点には絡めなかったため、

試合後レビューでもあまり言及されることはなかったが、

これからどうなっていくのか気になるところである。

非常にチームに馴染んでいたように見えたものの、

(試合後に知ったのだが)J初出場だったらしい。

 

「先制しながらも、追いつかれた」事実だけを見ると、

手中に収まりかけた勝点3がすり抜けていったように思えるが、

試合全体を通してみると、むしろ勝点1を拾えただけでも

幸運であったように感じる。

試合後の田坂監督のコメントからも、そのような考えが読み取れる。

 

まだまだ15/42試合が終わったのみ。

今年の自動昇格圏確保は非常に厳しいが、

プレーオフ圏内であれば充分射程距離範囲内である。

これからの修正に期待したい。

 

個人的な今後の注意事項としては味スタバックスタンドの西日対策。

眩しいうえに暑いという、もう少し夏に近づけば地獄である。

帽子持参などの対策が必要だろう。

 

 

 

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 あと噂通りお腹出てた。

このくらいのユーモアさって必要だね。